正絹・長襦袢って何? ~若女将さんに正絹長襦袢の魅力を聞きました!~
2021.05.11
こんにちは!栃木県小山市の呉服店「振袖あまのや」のなべちゃんです!
振袖選びのパンフレットなどで目にする
「正絹」 「長襦袢」
なんと読むんだろう…なんのことだろう…そう思った方はいらっしゃいませんか。
今回は、成人式や前撮りの振袖選びで知っておくと実は便利な正絹(しょうけん)、長襦袢(ながじゅばん)の特徴と魅力について、あまのやの若女将さんに教えていただきました!
あまのやでは、正絹の着物の着心地の良さをお楽しみいただくために、ご購入のお客さま、レンタルのお客さまに正絹の長襦袢をご用意しています。
(※お客様のご事情等により、別のものをお貸出ししていることもございます。あらかじめご了承ください。)
ご成人を祝う大切な日には、振袖の柄やコーディネートなどの表はもちろんのこと、その内側の長襦袢までこだわってみてはいかがでしょうか。
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【目次】
・正絹?長襦袢ってなんですか?
・ポリエステルと正絹の違い!
・若女将さんの正絹長襦袢のすすめ
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正絹・長襦袢ってなんですか?
正絹(しょうけん)
= シルク100%の素材のこと
呼び方は違えど同じ素材を示しますが、洋服の場合はシルク、着物は正絹と呼ばれます。
正絹のもととなるのは蚕の繭。
蚕が桑の葉を食べて繭になり、その繭からできた糸一本一本から正絹の生地が作られます。
一枚の着物ができるのは、まんまるの繭を作ってくれる蚕さんたちのおかげでもあるんですね。
長襦袢(ながじゅばん)
=着物の内側に身につける肌着のこと
着物の裏の汚れを防ぎ、保温の役割も果たします。
歩いた時やふとした瞬間に、振袖の袖口や振り(袖の付け根から下)から見える長襦袢は、振袖の隠れおしゃれポイントの一つです♪
ポリエステルと正絹の違い
振袖用の長襦袢の素材は主に正絹でしたが、現代はポリエステルのものも増えてきています。
ですがあまのやの振袖ご購入・レンタルのセットの長襦袢は、基本的に正絹長襦袢。
お嬢さまの大切な日に、快適に過ごせるよう振袖の内側にまでこだわっています。
正絹の元となる繭が作られるのは、蚕が幼虫から成虫になるとき。
ですから繭には、その大事な時に敵や環境の変化から身を守るための工夫がたくさん隠されています。
では正絹には他にどんな魅力があるのでしょうか。
見た目も着心地もこだわりたいあなたに
あまのや若女将さんの
正絹長襦袢のすすめ
襦袢の生地が振袖と別の時には、お互いがくっついてしまい歩きづらいですが、正絹なら振袖と同じ素材なので成人式当日など歩くことも多くなる場面でも、綺麗な足捌きで過ごしていただけます。また着物を着慣れていない方や、アレルギー、敏感肌の方でも肌に優しい天然素材の絹糸でできている長襦袢なら安心して1日過ごしていただけますよ!
1. 振袖と同じ素材だから過ごしやすい!
振袖の生地はポリエステルのものもありますが、その多くは正絹。
振袖と、その内側に着る長襦袢とで異なる素材だと静電気が起こって歩きづらかったり、着心地が悪かったりすることもあります。
ですが振袖と同じ正絹の長襦袢なら、静電気を防ぎ裾捌きよく快適に1日を過ごせます。
2. 美しい光沢
シルクと聞いてイメージするのはその軽く柔らかい手触りと特有の光沢ではないでしょうか。
正絹は高い機能性だけでなく、美しさも魅力の一つです。
3. 敏感肌の方でも安心!
正絹は、人間の肌と同じタンパク質でできているので、ポリエステルの素材のものに比べて肌にも優しく、敏感肌の強い味方の素材。
また暑い時には涼しく、寒い時には暖かく、そして乾燥しにくく蒸れにくいので、肌の弱い方でも季節を問わず着ていただけます。
まとめ
いかがでしたか? 今回は、若女将さんの教える正絹長襦袢の魅力とおすすめポイントについてご紹介しました。
あまのやの振袖ご購入・レンタルのセットの長襦袢は基本全部正絹。
お嬢さまの大切な日に、快適に過ごせるよう表からはわかりづらい内側にまでこだわっています!
店頭に足を運ばれた際は、ぜひその手触りの違いを体感してみてくださいね!
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