これから振袖選びをされる方へ!振袖の定番・古典柄、辻が花をご紹介♪
2023.03.23
こんにちは!
あまのやFURISODE×トータルフォトスタジオ・トマト振袖Web編集部担当のキラです☆彡
初めての振袖選び、どんな振袖にするか迷いますよね~。最近の振袖は、お母様やお姉様が成人されたときにはなかったような柄や色の種類が豊富になってきました。「定番って?」「今年の流行は?」など…何からチェックしたらいいかわからないですよね。
今回のブログでは、そんなお悩みを持っている方たちに向けて【振袖の定番・古典柄】についてご紹介したいと思います!
古典柄は、古くから長く親しまれてきた日本の伝統的な柄。あまのや呉服店では、熟練の職人さんがひとつひとつ魂を込め手作業でこしらえた逸品もご用意しております。
これから振袖選びを考えている方はぜひ一度チェックしてみてください(^^)
古典柄ってどんな柄?
まず最初に、ご兄妹で着物を着て撮影された方をご紹介!
お兄様は妹様の成人ということで、びしっと紋付袴でキメていただき記念写真を撮らせていただきました(*^^*)お二人とも素敵な笑顔で、仲の良さがうかがえます♪
成人を迎えられた妹様は、青い古典柄の振袖を着られました。「古典柄って聞いたことはあるけど、具体的にはどんな柄なんだろう?」と、馴染みがないとどういった柄が古典柄なのか見分け方が難しいですよね。これからご紹介する「辻が花」と「絞り」も古典柄の代表的な柄ですが、他にも吉祥文様(きっしょうもんよう)や有職文様(ゆうそくもんよう)、縁起の良いとされる花や生き物を用いた柄があります。
一部ではありますが、いくつかそれぞれの柄をご紹介したいと思います。
吉祥文様 ⇒ 松竹梅、扇、熨斗、貝桶、御所車、宝尽くし
有職文様 ⇒ 七宝、亀甲、立涌、菱
花 ⇒ 桜、菊、牡丹、椿、藤
生き物 ⇒ 鳥(鳳凰、鶴、鴛鴦、雉、朱雀)、亀、蝶、金魚
こうして見ると、古典柄だけでもたくさん種類がありますね!これら一つ一つ、きちんと意味が込められているんです。古典柄は時代に左右されないため、成人式だけではなく結婚式や結納の際にも着ることができます。丁寧に保管しておけば、将来子供にママ振としてリメイクすることも可能です。
気になる柄があったら、是非調べてみてください♪
振袖選びでよく聞く、辻が花って?
お次にご紹介するのは、美しいエメラルドグリーンの振袖!
こちらの柄は辻が花(つじがはな)といって、藤と椿を合わせた架空のお花です。まるで絵画のような綺麗なお花ですよね♪振袖選びをされる際、一度は見かける柄だと思います(*^^*)
室町時代~安土桃山時代に流行した柄とされていて、教科書に名前が載っているような有名な戦国の武将達にも愛された柄だったそうです。
たくさんの人から愛されていた辻が花ですが…その時代を過ぎた途端、突如として世間から姿を消してしまいました。肖像画や遺品は残っているものの、資料がほぼ残っておらず、どういった技法で作られていたのか謎に包まれてしまったのです。そういった経緯から「幻の辻が花」「幻の染め」と呼ばれるようになりました。
しかし、もう蘇ることはないと思われていた辻が花が、戦後、様々な職人さんの手によって再び辻が花として蘇ったのです!たくさんの人たちの想いが詰まった現代の辻が花は、振袖はもちろん訪問着や七五三の祝着など、お祝い事の場で愛され続けています。
こういった歴史や意味を知ると、身につけたとき、ちょっと特別な気分を味わえますね♪
辻が花の魅力♪
辻が花は、ただ特別な柄という魅力だけではありません。
繊細な絵模様が特徴的な辻が花は、ふんわりと優しい色味で描かれているので派手になりすぎず誰でも上品に着こなすことができます。ぼかし染めとの相性も抜群なので、グラデーションのようになった鮮やかな振袖は遠くから見ても存在感があります。可憐で上品な辻が花は、柔らかい雰囲気が好みのお嬢様に特におすすめです!色によっては大人っぽく着こなすこともできちゃいます♪
あまのや呉服店には、ご試着だけでもできますので、実際に着てみてイメージを膨らましてみてはいかがでしょうか。
まるでドット柄!?
最後にご紹介するのは、鮮やかな赤い振袖です。
こちらの振袖は全体的に模様が描かれている総柄で、どの角度から見ても華やかなのが特徴的です。柄には菊や桜、梅などが描かれており、大きく絞りが施されています。
絞りとは生地の染め方の一つで、日本最古の染色技法と呼ばれているものです。柄の特徴は、細かいドット柄になっていて触るとでこぼこと凹凸があります。先ほどご紹介した辻が花も、絞り染めからできたと言われている技法なんですよ。
生地を糸でぐるぐる巻きにし染液に浸して生地を染め、糸を外すと染まらなかった生地が模様として浮かび上がります。こうすることで、絞り染め独特の立体感のある凹凸の柄が出来上がってくるんです。
小さいドット柄が可愛らしさを演出してくれます♪
振袖といえば赤!
多くの人が「振袖といえば赤!」というイメージがあるのではないでしょうか。洋服ではなかなか挑戦しにくいお色ですが、人生に一度の特別な日を華やかに彩るにはぴったりのお色なんです。
こちらのお写真は須賀神社でロケーション撮影をしたときのものなのですが、外にでるとより赤い振袖が映えますね♪
赤い振袖は黒髪とも相性が良いので、振袖を着るのに「学校や仕事の都合で髪を染められない…」といった事情がある方にもおすすめできます。
また、人の目を引く鮮やかな赤は、記憶に残りやすかったり心身に自信や活力を与えてくれる心理的な効果があるんです。平安時代では、天皇や皇室の人以外は着てはいけない禁色とされてしまったほど、何百年以上も前から人気がありました。
何色を着るか悩んでいるお嬢様は、まずは赤い振袖から試着してみてはいかがでしょうか♪
最後に
いかがでしたでしょうか♪
古典柄は一つ一つに意味が込められているので、知れば知るほど古典柄の魅力の虜になってしまいますね。時代に左右されないところも、長年たくさんの人たちから愛されてきた理由の一つだと思います。
あまのや呉服店では、伝統的な振袖から最新の流行の振袖まで1000枚以上の中から、これだ!という「運命の振袖」をお選びいただけます。振袖選び~前撮り~成人式当日まで、スタッフがしっかりとサポートさせていただきますのでご安心ください!
ご試着だけでも大歓迎ですので、皆様のご来店をお待ちしております!(^^)/
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